日本だけの習慣「お彼岸」に何をする?

「お彼岸て何ですか?」 そう外国の方に聞かれたら…。
「えっと、日本人はお墓参りに行きます」。いちばん簡単にと、こんなふうに答えてしまいそう。

辞書をひいてみると、なるほど「彼岸」という英単語は存在します。 equinox(イークィノックス)。ですが、それは昼夜の長さが同じになる日という意味で、日本人が習慣としている内容は含まれていないようです。

3/23の「春彼岸(春分の日)」と9/23の「秋彼岸(秋分の日)」は、いずれも国民の祝日。それぞれの日を中日(なかび)として、その前後3日をあわせた合計7日間が「彼岸」の期間となり、日本の祝日法をみると、春分の日は「自然をたたえ生物をいつくしむ日」、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」とされています。

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太陽が真東から上って真西に沈む春分と秋分は、仏教でいうところの彼岸と此岸(あちら側とこちら側)が最も近くなると考えられ、加えてこの時期は春の種まきや秋の収穫の時期とかさなることもあり、古来、自然や先祖に感謝の気持ちを新たにする大切な行事となってきました。

と、これを外国の方に伝えるのはちょっとむずかしそう…。ならば自分たちのことに目をむけてみようと、大好物のおはぎをほおばりながらちょっと考えてみました。いまを生きる私たちはどんなことに感謝できるのかと。

ごく当たり前のこととして見過ごしがちですが、亡くなった方々とはことなり「命」をもって人生を楽しむ、さらなる高みをめざして行動をおこせる、こうしたことができるのは私たちだけ。無駄なことはやめ、幸せになる努力をやめない、それが感謝の表し方かも。

きょうは本当に気持ちのよい秋晴れでした。どこか背中をおされているような。

(photo) by Pinterest / Raghda Sameh

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